おるがにすと・クロニクル Chronicle of an Organist

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大丈夫

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心が張り裂けそうなニュースが2週間続いています。

毎日、心配な心にまかせ、人生で初めてという量のニュース、ブログ、サイトを読みました。
自分が書くことを忘れてひたすら読んでいました。
毎日の生活は「心ここにあらず」。


「日本から退避して来る人がいたら、泊まるところを確保出来るから言ってね!」
と、ベルギーの人たちから言ってもらうことが多くありました。これは原発事故の報道が逐一ベルギーでも伝わっていることで、他人事とは思えないのだと思います。

「そうしたことについて何か書いて…」と思っても、まったく言葉は失われたまま。

言葉が出ない…と思っていたら、おとといから風邪と鼻炎のアレルギーが合体して、実際に声が出なくなってしまいました。


月曜日からの5週間、月曜日ランディドルグコンサートで、ベルギー在住日本人オルガニストがたまたま3人順番に弾くことになっており、全員の「とても音楽とか、練習という気持ちになれない…」という声が、なんとか「寄せ書きプロジェクト」と「日赤に送るための義援金プロジェクト」というかたちで行動に移され、ちらしなどの準備、プログラムの差し替えを経た後、21日には、自分が第一号で演奏させてもらいました。個人的に、思い出したくないような激しい体験でした。一言で描写するならば、両手に怒りが込み上げて来て、「普通に演奏する」ことができませんでした。力を込めたくないのにものすごい重さが両手に取り憑いていて、軽減しようとすると両手が震えて来るのです。

告知も無く、いきなり月曜日当日にプロジェクトを始めることになったにもかかわらず、お客さんがたは、寄せ書き、募金などに心暖かく賛同してくださり、「来週もっとお金持って来ますから!」などと、これからも協力しましょうと言ってくれる方が多くいました。

音楽を超えて。

何も出来ないけれど。

でも(音楽なんて関係ないからといって)普段の活動を辞めてしまうことはできない。

そんな「どうしていいかわからないという巨大な感情」を共有することになったのかもしれません。


遠くに住んでいて、直接の被害もなく、中年の自分すら、こんなに影響を受けている。
被災者の方々、特に、若い、小さい人たち、また、お年寄りの人たち、障害のある人たちにはどんな辛さであろう!!!!!
どんな「強さ」で立ち向かい、日々を過ごしているのだろう。
どんな「優しさ」で助け合い、支え合って暮らしているのだろう。



「大丈夫、

の中には、人という字がみっつも入っている。
だから、大丈夫なんだよ。」


というメッセージをどこかで読みました。

ああ、この言葉って、大丈夫じゃない時にこそ、使う言葉なんだ。
ひとりじゃないんだ、ということを伝えるために。

声の出ない自分だけれど、このことばを心にとどめて、生活していこうと思う。


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English translation coming soon (sorry)

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by momoyokokubu | 2011-03-26 22:46 | 鍵盤楽器

祈り | Prayer

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ブリュッセルから全ての被災者の方に祈りが届きますように。

今日出席したふたつのミサではかならず日本のための祈りがありました。

祈る、ってどういうことなんだろう…
水や、食料品をすぐに持って行くとか、泳いででも人を助けたいとか、
みんな心には性急な何かしたい気持ちが起こっていますが、
誰もがそこに駆けつけられる訳ではない。

日本についての記事がほどんどの新聞の一面を占める毎日、
ブリュッセルでも日本の対応を固唾をのんで見守っている。
ヨーロッパ、世界中が、両手を握りこぶしにするようにして見守っている。


その中には

「自分たちは人種を超えてきょうだいなのである」

という気分がある、

最大級の自然災害を前にした、日本のやりかた

に驚愕している、

そればかりでなく、

ほとんど「日本はさすがだ。そうだとはわかっていたけれど、こんなに我慢強い。賢い。きちんと前を向いている。謙虚なのだ。本当に助け合う事の出来る国民なんだ。」

と、尊敬し、ほとんど「自慢したいぐらいだ」と思っているのではないか、と思われる論調ばかりです。

何故ここで「いけ、頑張れ、日本になら、出来る!」

というような気持ちになってしまうのかわからないのですが、

世界中日本の応援団になってしまったといっても言い過ぎではないと思う。

それは、はからずも、日本人である私自身の、日に日に大きくなって行く「愛国心」でもあります。

ツィッターで読んだ話ですが、

電車の中で「明日から順番に停電だって。」と言った人がいて、それを聞いたあるおばあちゃんが「お国のための停電なんてわたしたちゃ慣れてるんだよ。頭上に爆撃機が来てる訳じゃないんだから、喜んで節電するよ」と答え、周囲しーんとなった

という。「お国」という感覚。そうだ戦争じゃなくても「愛国心」って言葉は使えるんだ。
「戦争を知らない子供たち」であるわたしらには、日の丸も、愛国心も、「禁句」のように感じらてきたけれど。自分の国だけが良ければいい、という争いのための合い言葉であった「愛国心」の用法は超越できるのかもしれない。

日本が世界中から愛されているということを、私は思う。

これからが、これからこそが、またもっと大変だと思います。

何も出来ない自分ですが心は一緒にいます。

それが自分にとっての「祈り」の気持ちです。


日本の家族は無事だったか、と問い合わせてくれる知り合いからの、ものすごい数のメール、携帯メッセージ、電話を受け続ける毎日ですが、その中である人が添付してくれたちいさなお花の写真を、全ての犠牲者の方への祈りに合わせてここに添えます。









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I hope the prayers from Brussels will reach the victims in Japan.

During two masses that I assisted today, there were prayers for Japan.

But what is a prayer?
Even if we all want to go and bring food to the centre of refugees, or jump into the water to save whom still on the roofs,
we are not able to get there immediatry to react our urge to do something.

Newspapers are full of articles about Japan on the first pages,
Brussels keeps watch out,
the Europe,
the World is alerted to keep a watch.

In the tone of their articles, I feel their encouragement and admiration throughout, as if we have become real brother and sister.

- Incredible, the way Japanese "helps each other" …
- The diciplined, …
- How they are patient …

And of course the way towns like Tokyo with skyscrapers RESISTED.

It seems the world's shouting
" Go on, you can do it, WE ARE PROUD OF YOU, JAPANESE!"


A Tweet posted by someone tells this :

On the train, one said
- Hey, tomorrow, Tokyo will start three hours' elctric stop by day. (organised by the government to economise the electricity, as there will be not enough for the week)
A 'grandma' woman answered
- Ah! We are used to economise the electiricity for Our Dear Country. (that is, an expression to speak about Japan during the last war, not to name it directly as it was Holy, governed by the emperor as a God) This time, there are no fighter bombers above our heads, no problem! We shall stop the electricity with plesure!
On that words, everyone around on the train just fell silent.


I am one of those who don't know the war.
And the expression "Okuni (Our Dear Country … I don't know if it's adequate as a translation though,)" or "Aikokusin" (The heart who loves her Country) have been the "inhibited" words, like the national flag. Because they remind us the faulty usage of that LOVE, excluding someone else's happiness(of the foreign countries!), and of course because they remind us of the war, devastating and lost.

But it is pricisely the feeling of "Aikokusin" that I have at this moment, reading newspapers and watching images of the catastrof.
We might be able to find the "inhibited" words a new meaning?


I realise Japan is loved by the World at the moment.

It is going to be really hard in Japan, even from now on.

I can't do anything useful for the moment, but my heart is with you.
That is exactly how I pray.
This is my prayer.


Many many many e-mails, mobile messages and calls inondate day by day at home, asking how are my families and friends in Japan.
One of them had attached the photo of this small flower in her message.
I put it here for all the victims of this huge earthquake of ten centuries.












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by momoyokokubu | 2011-03-14 03:39 | ブリュッセル

ほぼ日効果 | Effect "Hobo-nichi"

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娘は小3までブリュッセルの日本人学校補習校に行っていた。そこで土曜日ごとに、算数と国語の勉強をして、300ぐらい(?)の漢字や早口九九(仏語だとあんなに速く計算出来ない)を習い、おもちつきや運動会といった日本独特の行事に触れることができた。

クリスマスまえに、糸井重里さんのほほ日刊イトイ新聞を読んでいた私を横から覗き込んで

「この手帳が欲しいなあ」

と言う。カバーやくまちゃんのテンプレートは可愛いし、日付や「毎日のことば」など、全部日本語だから、見てるだけでも学習にもなるかなと思い、結局実家の両親にお願いして、クリスマスプレゼントとして持って来てもらった。

毎日夕方になると日記のようにいろいろ絵を描いたり「秘密の内容」を(仏語だけどそこは)書き込んでいたのを見ていたら、こんどは私の方が「いいな〜」と思い、自分もネット購入。今では一緒に日記タイムになることもあります(ひとりが書いてるともうひとりが真似したくなる)。

それからほぼ日新聞で私が気に入っている「ただいま製作中」を読んでいるとき、一緒に見たりしています(可愛い動物が出て来たりするから)。

さて最近、将来やりたい仕事がころころ変わる娘なのですが、おとといいきなり

「日本で働きたい。」

と言い出したのでけっこうびっくりして

「前に日本で小学校体験入学したとき大変だったあ〜っていってたのに、やっぱり日本あこがれるんだ?!」

ときいたら、

「あのさ、ママがネットで読んでる新聞の会社に入ったらたのしそうだもん」

そうか、糸井さんのほぼ日に入りたい。すごい発想だ。
ほおお。
糸井さん面白い仕事していらっしゃるんだものね。

それにしてもあそこほど楽しそうな会社はあんまりないかもしれないぞ。



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My daughter went to the Japanese School in Brussels until the third Primery year.
She learnt how to say the multiplication as fast as none other language will do, and some three hundred Chinese characters, as well as experiencing the Japanese traditional school events.

One day last autumn, when I was reading the "Hobo-nichi Journal" by Shigesato Itoi, she saw the famous Hobo-nichi diary.

"I fancy using that."

It's a practical diary and there are such pretty covers to choose from, and some nice kits to decorate the pages! And there are "words of the day", in addition to the fact that everything - day and month - is notated in Japanese of course. Good for her Japanese! My parents finally brought one, the cover chosen by my daughter, as her Christmas present.
Here are Hobi-nichi diaries

I took fancy of it, watching her writing in her "secrets" each evening, and I ordered one this year as well!
We spend our pre-supper time putting down all and nothing, the happy or sad events of the day.

We look together sometimes my favourite page, "Now making!" on the PC, of all the pretty photos of aminals etc.

She has loads of "dreams" for the moment, but all of a sudden she told me:

" I might go and work in Japan."

"What? You said it was not that easy, when you tried to integrate yourself during the Japanese Primery school trial in Tokyo... "

"But it looks rather fun to work in the Hobo-nichi Company."

Waw.
Hobo-nichi converts the girl!
Shigesato Itoi is a very well known Copy Writer.
And he has an untypical Japanese company.
It looks fun, all what he does, and his "crews" as he says, look enjoying their "office work" , giving an image unlikely of Japanese Kaisha (A Company).

But careful, my girl, it is rare, not many Japanese Kaishas are like his...











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by momoyokokubu | 2011-03-08 21:49 | 鍵盤楽器

息抜き!| A break!

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ブリュッセルに住んでいると良い所がひとつあります。
15年以上住んでいても外国旅行中〜な気分になれるところ。
遠く外国に旅行に行かなくても良いのだからほんと手間が省ける。

そういえば母と長電話しながら窓の外を見ていたら、
「あれ、外国人が歩いてるワ」
と思ったことがあります。
外国人って、ベルギーなんだから西洋人がいるのはあたりまえなのに、と気づくのに一瞬かかりました。

自分のうちの中は外国じゃないのか。
だから外を散歩すれば外国!いいねえ。息抜きになるねえ。

ということを、日曜日のミサの仕事のあと、公園に行くたびに考えてしまう私は何なのでしょう。
家の外が外国なら、そういうのは一種のホームシックなのかな?

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公園をななめに突っ切るとそこはリエージュ方面の高速へ向かうベリヤール通り。
その角を左に曲がればフィリグラン本屋に行けます。
入ったら時間が止まる。

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雑誌と新聞の棚を通って、園芸の棚。次は料理の棚。

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旅行ガイド。地図。文房具。カード。おもちゃ。マンガ、BD。漫画物色中の娘がそこにいたら、ふたりで「日本行きたい…」と小さい声で騒ぐ。

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そして集めた本をよっこらしょとバーまで運び、エスプレッソを買ったら座って、本の中身を確かめる。買うのと買わないの山に分ける。買わない本を棚に戻しに道順逆戻りする。小説を少しひやかす。最後、家族3人の本の山を合わせてとりひきする(「これいくら?じゃあたしこれやめるわ」と譲り合う。きょうは夫は全部立ち読み、一冊も購入せず。いいのか…?)買う時に一割引きになると、かならず嬉しい。わかっていても、ワ!嬉しいと思う。

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また公園をこんどは別方向に突っ切って家に帰る。
陽が傾いて目に直撃するのもかまわず、みんなそぞろ歩いている。
寒いのに、目がつぶれそうにまぶしい夕日。

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赤ちゃんは乳母車で眠ってしまったのか、不思議な形のベンチに横になってひなたぼっこのカップル。

ブリュッセルは箱庭のようだ。
外国人もベルギー人もみんな旅行者になってひょこひょこ散歩できる。

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I sometimes wonder, if I am home sick.
For instance after talking to my mother on the phone, I looked out of my window and thought
"Ah! A foreigner outside!"
(For me, a foreigner is a non-Japanese of course)
But I am in Brussels, that's normal!
I must feel Japan, inside my house.
And outside, I still feel, after years of living here, being a Tourinst.

Walking down the street, I feel travelling abroad!
Easy way of enjoying a stranger's life.

After the masses, we got together and walked through the park, again feeling "nice town to visit, Brussels!"

Then to the Filigranes bookshop.
Magazines, garden books, cooking books...
A pauze in the bar and choosing the books to buy, over a cup of expresso.
We compere the books and we negociates which ones to buy amang three of us, the family.
After returning the books we are not buying, we pay, and always glad to know finally it cost less (as they give 10 % off), and we walk back through another route, in the park.

The bright sunset in the midst of the frosen air spikes into our eyes.

We saw many stroders careless of facing the direct sun, and a couple who was laying side by side on the strange bench : a baby's sleeping in the baggy?

Brussels makes us all strangers in some ways...
We stroll as if lost in the unkown country.



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by momoyokokubu | 2011-03-07 06:10 | ブリュッセル

受難節を前に | Just before Lent

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1週間前にあった娘の誕生日の名目で、昨日夫の兄弟家族が家に集まり、わいわい中華料理を食べました。何故中華料理か?

それはみんなが集まれる唯一の金曜日は、私は仕事が随分入っていたからです。来週はカーニバル休暇なのでなにかと仕事が詰まる一週間の最後の金曜日の夜に12人分の食事を作る。すごい。出来なさそう。だから、中華なら前もって準備できる!

準備もなにも、北京ダックのテイクアウェイは前菜になる!
(買って来るだけ!)

そこまで考えてあったのですが、木曜日に衝撃のニュースが入る。

金曜日、トラム、バス、電車、大手スーパー全てストライキに突入。
なぜだ!なぜこの金曜日。
9時からのピラティスに始まって、全て近所ではないミーティング、レッスンにどうやっていけばいいの。

選択肢が皆無になった私は、8時15分に「自転車で」家を出たら丸一日自転車操業しました(意味が違いますね)。激しく坂の多い、ウクル地区を巡る道のりが片道30分、x3回あったので、汗をかくと寒い教会でのレッスンのために、タオル、Tシャツ3枚、セーター2枚、着替え、楽譜やお水、オルガンシューズに録音機もごっちゃまぜに自転車に積みました。

苦戦が予想された会合も決着し、休暇前のルネッサンスものオルガン・合同レッスンも素敵なオルガン(寒かったけど)にて終え、なんとか無事に自宅にたどり着いた、夕方。

一杯コーヒーを淹れながらオーブンをあたためて、「まずはチョコレートケーキ、お米洗い、野菜切り。」と頭の中は回転していました。ぎりぎりぎり、コーヒー豆を挽きながら頭のねじを巻いていたら、一枚の紙切れが目に入りました。お客さんが来るから掃除して片付いている居間。そういうところにひらっと紙一枚。なんだろう?で、読んでみてびっくり。

CD「バッハとホ短調」の評です。

日本語の評が。印刷してあるのは、たぶんメールを見て「大事かな?」と思った夫が印刷してくれたのであろう。しかし。

運動し過ぎでちょっとぼーっとしていて、まずこれは夢なのかな、と思いました。
なぜならば、評の内容が、まるで「こういうCDなんです!」という自分の希望が発現したようなものだったからです。どうしてそんなに「こうできたらいいなあ」と自分が希求していた事がちゃんとこの文章を書いている人にはわかったのか。いぶかしいほどだ。この気持ち何て言ったらいいのでしょう…

「このCDの音楽の中に込めたもの」

が実は伝わっていたのではないか!?

わたしの最初の気持ちはほとんどショックでした。

CDに関しては、最近もうほんとうにいろいろ驚く事が続いて起こります。
良いショックでも、ショックはショックです。

そんな良い事言われるなんて、調子のいいこと考えたことありませんでした。

というか、40過ぎるともう誰もほめてくれないものです。
ほめる側にもうまわっている、と言うのでしょうか。
先生というものももういないし、ほめられない方に慣れていた気がします。

なんとか、その日は料理しなければいけなかったし、夜には家族と会って夜中まで騒いだので、少し衝撃は収まりましたが、この信じられない事実とは。

「レコード芸術」の特選盤に選んでいただいたみたいです…

あの表紙が美しくかつ分厚い「レコード芸術」、3月18日までお店に並んでいる号なので、もし機会がありましたら手に取ってみて下さい。そしてわたしの受けた喜びの衝撃を分かち合って下さいね。

(ほんとうにびっくりした)
(マーキュリーさんありがとうございます)










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We had a family gathering on the Friday evening.
To celebrate the Fourteenth of my daughter but of course we use those excuses to meet up.
But I had many engagements on the day : beginning at 9 o'clock, the Pilates lesson, a meeting, and organ lessons...
It came to my mind immediately that I can prepare a Chinese supper!

Why?

Peking Dack.
Take Away.
Voilà.

But the worse was to come:
A general strike in Brussels on THE Friday.
Bus, train, big supermarkets and metro.

How can I get through the day?

I left 8:15 home by bicycle and spent the day pedalling.

When at last I arrived home to prepare the supper to welcome the guests, I saw a little sheet of paper written in Japanese on the table.
My husband had printed it out for me, from an e-mail, as he thought it might be important.

It was an article about my CD "Bach in e-moll".
They started to sell it in Japan last December, and the distributer had sent it to the musical critics of "Record Geijyutsu", the Japanese equivalent of the "Gramophone".

And they gave the CD the TOP PRIZE.
( "Tokusenban".)

Nooo?

It's not true?

I read on the critic,but it was "Spotless".
No hard critic, but as if the phrases were written in the way I wished.
I could not believe it!

…I should translate it soon…

What a (good) shock on this Friday full of events!

I had the feeling that "They understood".
Things I should think important in that CD was understood.
Strange feeling that, a CD can conveyer all that?

I had never thought that one day such a recognition can fall on the CD.
I had long time forgotten that people can give me compliments.
Since we became parents and teachers, it has been us who give compliments to encourage students and young ones, but no more compliments are said between us!

The March edition of the beautiful and thick Japanese magazine "Record Geijyutsu" are sold until the 18th March. Go and have a look please, if you live in Japan...







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by momoyokokubu | 2011-03-06 07:59 | 鍵盤楽器

オルガンのアシスタント | Organ assistant

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月曜日にはランディドルグのオルガン奨学生、樋笠理絵子さんが第2回目のコンサートを弾いてくれました。

わたしは、ヴィドールのオルガンシンフォニー5番の、片側のアシスタントをしました。

と、いうのはどういう仕事か?

ということを今日は書きます。

私が弾いている教会のオルガンは36のストップが半分ずつ、鍵盤3段の演奏台の左右に別れてついています。右側のアシスタントをすることになったら、今回は理絵子さんが用意した、楽譜の中に張ってある、黄色のポストイットの指示に従ってストップを操作し、音を変えます。演奏中のオルガニストが両手両足を使って弾きまくっているあいだ中、その鍵盤交代のすきま、フレーズとフレーズのすきまでストップを入れたり出したり、カプラーをかけたりはずしたり、あるいはそれのコンビネーションを同時に行います。

手鍵盤と手鍵盤、または手鍵盤と足鍵盤を合体させるカプラーを足で操作することも含めると、アシスタントも両手片足を使って仕事をしていることになります。オルガニストは座っているから両足フリーですがアシスタントは片足は立っているために必要。片足を地面でふんばり、もう片足をカプラーにかけ、体をひねって両手はストップを握っていたり、なかなかアクロバティックだったりすることもあります。

左側は理絵子さんの旦那様がアシスタント。ふたりは一緒にやり慣れているし、背の高い彼は手も長いので、左側から頁をめくってくれてわたしは楽でしたが、普通は右側のアシスタントが譜めくりもするため、頁をめくるのと同じ箇所で複数のストップ入れ替えやカップラー操作が同時にある場合、動作を行う順番を打ち合わせ、動きを暗記し、手品のようにさささっと行わなければなりません。音かえが「うまくいった!」と思ってほっとして、すぐさま頁をめくったら「ばさっ!」と音をさせてしまったり。

この曲は月曜日コンサートでもおなじみの作品で、自分でも弾いたことがあるので、アシスタントも「聴いた事もない曲」よりはやりやすい。でも、前日の練習の時、第1楽章の変奏曲は曲が繋がっていくので音変えが忙しい所があり、わたしは黄色いポストイットのところで千手観音のようにささささっ!と操作したつもりだったのですが、一番大事な、演奏者の手が鍵盤から離れたかどうか確かめるのを忘れたので、理絵子さんが最後の音を長くフェルマータで続けているのに音が変わってしまいました!すまん。何度かそこを練習させてもらって、演奏の流れも記憶。

やはり演奏家によって時間の取り方フレーズの作り方が違うので、本番では「自分が弾いている頭」だとアシスタントが上手く出来ません。自分が弾く時の流れが頭に浮かんでしまうから。そして、お客さんになってしまって「きれいだな〜」と聴いてしまうと「受け身」になってしまうのか、手足の俊敏さが鈍り、音変えが変に遅れたりします。近づきつつある黄色いポストイットが目に入っているのに、「おお、これは何をするものであろうか」的な、「自分は他人」になってしまい、演奏家と一体になってアシをすることができません。(アシって足みたい…)

アシスタントをするときは心証的には「電車に乗って、注意深く車窓から景色を見つづけている」ような感じで、自分が電車を運転する気分になってはいけないし、また車内でくつろぎ楽しむ気分になってもいけないということかもしれません。常に動く景色=楽譜を追いながら、進行している「音楽という時間」にシンクロして覚醒している感じです。そして黒子になりきるために、ちょっと息をひそめます。そうすると案外、ベンチがかたん、とかストップがきゅっ、とかそういう演奏家の気に触る騒音を立てずにすみます。そして左右で同時に音を変える時は両手片足に変えるストップやカプラーを触れた状態で、演奏家の手やペダルを凝視し、それが音を離れた瞬間、もうひとりのアシスタントと息をそろえて「ぱっ!」と入れ替えるのです。

ま、そこでいちいち万歳!と喜んでいると、つぎの音変えでコケることもあるので慢心をこらえ、クールにアシを続ける、と…001.gif



さて本番。幸運なことにレジストミスもなく、無事に最終楽章に来ました。その頁はあまり音変更がなかったのでつい聴いてしまい、すこし身を引いていたら、左側の旦那様に一瞬

「あのお、もうすぐ黄色いポストイットだけど大丈夫か〜?」

的な目線を投げかけられ、なにごともなかったふりをしながら結構ギリギリセーフで変えました042.gif


終了後、

「演奏良かった!レジストレーションも完璧!」

と、お客さんのひとりが言いました。
月曜日コンサートのお客さんたちは、そんなことがわかるようになってきてるんだあと感心しました。それで、今日は、「アシの気持ち」について、書いてみよう、とおもった次第です。


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Rieko Higasa, our Lundi d'Orgue organ scholar of 2010-2011, gave her second concert last Monday. I am going to write in English the assistant's point of view as I had the chance to be one, in few days. Sorry my week was so charged: I just have to reach safely (?) the last Sunday before entering Lent!!
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by momoyokokubu | 2011-03-02 20:40 | 鍵盤楽器

ものがたりのように | Like in a tale

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誕生日の朝起きると

自分のいつも座る椅子が飾り付けてあって

テーブルにはきれいに包んだプレゼントがおいてありました



というのは物語の中のはなしです。

だけど実際に(残り物の再利用で…)ちょっと夜中に努力してそれをやってみたら

14歳になってもやっぱり嬉しかったみたいです。

このアイディアはどのお話から来たものでしょう…

知っている人はうさこちゃんファン!
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Getting up on her birthday, she found her chair decorated.
And a wrapped up present waited her on the table.



It went like this, the story in a tale.

But I was surprised how it gave a good effect when we find some extra time to straggle a bit with recycled items at the midnight before the day, even at her 14th !!

Those who knows where this idea comes from, might be a Miffy fan.



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by momoyokokubu | 2011-03-01 00:59 | 家族生活