おるがにすと・クロニクル Chronicle of an Organist

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宝塚ベガホールでの演奏会

2013年4月7日(月)の宝塚ベガホールでの演奏会の写真日記です。
(9ヶ月もたってしまいましたが、失くなっていた写真が全て出て来たので、書きます!)


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このブログ記事でもご紹介した通り、この演奏会は、なんと高校時代の陸上部の先輩で、現在神戸で経理労務事務所をなさっている今中様のイニシアチブでお話があり、サロン・ド・サーシャン様の主催で実現したものです。

演奏会前日に宝塚に到着。ベルギーから来た娘と夫も一緒です。3人で、当日練習を終えたあと、控え室で記念写真を撮りました。

3人で一緒に演奏旅行をするのはあとにも先にも初めてなので(最初で最後!?)、思わず撮ってしまったのだなあ〜と、今見ると思うのですが…


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弾く前から、こんなに嬉しそうなのは
一体何故!?!?



その謎は、弾く前から、演奏会の雰囲気が素晴らしかったことと無関係ではないでしょう。


雰囲気が素晴らしい、


ということは、演奏会の内容をも左右してしまうものです。


準備のお手伝いをしてくださる方々が大勢集まり、皆さんが今中様の周りで一緒に何かをすることをまず楽しんでいる雰囲気が充満していました。


高校時代の今中(旧姓林)先輩は、当時から「一緒にいたくなるオーラ」を発している方でした。
常に全力投球、という態度の中、まったくそういう言葉が想像させる固さは持っていらっしゃらず、しなやかでにこやかなのに「芯がびしっと」決まっているという人柄でした。

まず、演奏会2日後に今中先輩が書かれたブログ記事を、先輩の許可を得て、転載させていただきます。


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9/4/13
オルガン・デュオ・リサイタル♪

集客できるだろうか、席が空いていて桃代さんをがっかりさせまいか、、、、という心配も、お客様・税理士、労務士仲間・先輩・友人の皆様の心強い応援のお陰と奏者の実力をもって日増しに申込みが増えました。
 事前に事務所のコピー機であり余るほど刷ったはずのプログラム冊子を、週末と当日と2度にわたって増刷し、結果それもあと数冊を残すのみとなり、会場の座席も後方で補助椅子を借りるという嬉しい悲鳴にかわりつつ迎えた開演でした。
 
 桃代さん、グザヴィエさんの優しさと強さが伝わってくる、荘厳で、雄大なパイプオルガン生演奏の音色。あ~なんて幸せっ、、、と浸りたかったところですが、裏方や対談の準備で本番は殆ど舞台裏とロビーで過ごしました。
息子も裏方で、オルガン横の扉を裏から開け閉めする役割を友人と一緒に頑張ってくれました。
 でもお二人の演奏の迫力は伝わってきました。
 どの曲も素晴らしかったのですが、特に桃代さんの「トッカータとフーガ二短調」、グザヴィエさんの「幻想曲ト短調」お二人の連弾「アレグロ」は鳥肌が立ち涙が出ました。

 そして対談では、桃代さんが堂々と受け止めてくれ、陸上競技で培った呼吸の感覚がオルガン演奏に役立つことなどなど、しっとりお話しいただけ、そして、私も笑いがとれた!(^^)!ので良かったと思います。

 午前中には娘の入学式もあり、無我夢中の1日が過ぎ、変わって今日は早朝から出張して戻ってきたところで、感動に浸っています。
 桃代さん、グザヴィエさん、素人運営にも寛容に応えて下さり、そして当日は素敵な演奏をありがとうございました。
 そしてずっと前向きに運営に関わって下さった主催者の方、得意の笑顔とお金勘定(笑)でサポートして下さった事務所スタッフ、当日所要で来れなかった方々もふくめ、応援いただきました皆様、本当にありがとうございました。この地で数多くの素敵なご縁に恵まれたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

来週は武蔵野リサイタルですね!感動の嵐ですよ~公演に行かれる皆様お楽しみに!


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28年振りにお会いして、急展開で演奏会にこぎつけるまでいろいろのメール交換がありあしたが、その中で、一度たりとも「ん十年のブランク」を感じなかったことは、高校時代に一緒に過ごした時間の濃さをも物語っているのかと思いますが、何しろ今中先輩の「在り方」に私は感銘を受けたと言っても過言ではありません。演奏会をさせていただいて本当に幸いでした。こちらは同じく今中先輩のその後のブログ記事です。こちらも転載させていただきました。


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12/4/13
オルガンコンサートの集客を通じて♪

 集客の難しいオルガンコンサートで、どうやって300人を超える方に来場いただけたのか?ひけつを伺いたいです。。と、東京のオルガン支援者の方からお世辞まじりのメッセージをいただきました。「あれ?オルガンの集客は難しいもの?」と咄嗟に思いました。

 今回私にとっては、平日で、始業式等の前夜に開催という日程(そこしか空いていなかった)と、大阪や神戸から少し離れた宝塚という立地条件は、確かに相当な逆境でした。仕事で多忙な仲間や友人は開演に間に合わないし、小さなお子さんのいるママ友たちには夜は難しい。本当は行きたいけれど、、、と残念がって下さった方も多かったです。

 でも今回の集客活動を通じて実感したことがあります。
 一つは、この阪神地域にはオルガン好き、オルガンやキリスト教を身近に感じている人が思いの外多かったということです。
 阪神間には、関西学院、神戸女学院、神戸海星女学院、松陰女子などなどキリスト教系で講堂にパイプオルガンがある様な学校も多く、この学校関係の方々にお声がけすると「娘が学校で讃美歌のときオルガンを弾いている」とか「オルガンの生演奏大好き」とか「オルガン習いたかったのよ」という声がどんどん出てきて、そのような方がまた何人ものご友人を誘って下さいました。隣の奥さんが7人、その隣のマンションのママ友が10人、、、、みんな凄いです。
 左側の写真は(注:ここに娘さんの中学校のオルガンの写真がもともと載せてありました)娘が入学した学校のパイプオルガンですが、実は写真とは逆側に更に大きなパイプオルガンもあり、学生は毎朝オルガンの音に合わせて讃美歌を歌い、親が参加する説明会や式典も、オルガンの演奏で始まり演奏で終わり。。。こうしてオルガンを身近に過ごしてこられた方には、ベルギーで活躍中のオルガニストご夫妻の演奏会情報は特別な魅力をもって感じられたのかもしれません。
 
 それからもう一つは、困っている友人や後輩を救わなくては~と協力してくれるお世話好きの素敵な方が本当に沢山いらっしゃるということです。
 無謀にもコンサートの集客をするには頼りない私に、参加できなかった方々からも沢山の励ましをいただきました。自分は遠いところに住んでいるからと、宝塚近辺にお住まいの方に何人もお声掛けいただいた方もいらっしゃいました。沢山の浪花節にも助けていただきました!ウォールのフレンドの皆様にも沢山お世話になりました。ありがとうございましたm(__)m。皆様の温かな心に深く感謝しています。

 その点で一番驚いたのは、今回の収益を寄付する国連WAFUNIFの会場募金箱が、ご来場の方々からいただく千円札でいっぱいになり入りきらない程になって、募金箱を手に持ったWAFUNIF大使の方が直接手でいただく程になったということ。前代未聞の状況だったそうです。ご来場の皆様がいかに慈愛の心をもっていらっしゃったか~本当に素晴らしいです。

 そして何より幸せなことは、ご来場いただいた方々が揃って桃代さん・グザヴィエさんの温かみある人柄に、その一流の演奏に感動されていて、お帰りの際とても素敵な笑顔になっていたこと。

 個人的にはやはり、充実感と表裏一体で反省や自責すべき点も同量にあるのですが、それでも、この素敵な地域で、素敵な方々とのご縁に恵まれ、新たな絆を実感し、ともに素敵な時間を過ごすことができ、あ~やっぱり幸せです!沢山のパワーをいただきました。
 このパワーをこの地域の皆様の発展に役立てるよう、本来業務を通じて頑張ろうと思います (^○^)/

 13日の被災地石巻でのボランティア演奏会、15日の武蔵野リサイタルのご成功もお祈りしています!


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このような文章を、終了後に書いて下さる方がいるということじたい、なんという幸いでしょうか!

演奏会がどのような方の尽力でなぜ盛況に終える事が出来たのか、学ぶ事は本当に多いのですが、書いて下さったのでより深くその体験を玩味することができます。

みなさんのお陰です、という文体になっている部分も、私から見れば、やはり中心となって尽力してくだった先輩の人柄が一番大きいと思うのでした。

たったひとりの人がこんなにたくさんの人を動かし、心をひとつにする時間を共有できる。

音楽のコンサートでは、演奏家のカリスマで、そうしたことが起こりうるのですが、この演奏会は、今中先輩のカリスマ072.gifのお陰でした!


さて、私個人的に、感動したのは、関西在住の友人、親戚が、わざわざ観に来てくれた事です。そして「ん十年振り」に再会が相次ぎました。

高校時代一緒に走っていたHちゃん。娘さんと一緒に神戸から!
同じく高校で一緒だったMちゃん、熊本から駆けつけてくれました!!
東京の武蔵野での演奏会は行けないから、と、都内から新幹線に乗って来てくれたIちゃんも!
私の大阪のおばたちも、聴きに来てくれました。
そしてわたしのいとこ、成人した息子さんと娘ちゃんと一緒に…このあいだ会ったときは、娘とブランコ遊びをしたのでした!
さらに、もっとびっくりしたのは、関東在住の中学の同級生のK君が、仕事で大阪出張のあとわざわざ足を伸ばしてくれて、あまりに懐かしの再会をできたことです。
ほかにも友人の友人など、全員当日本当にお会い出来たのが夢のような方たちがみんなそこに来て下さったのでした。



この演奏会から9ヶ月の時間が経った今、振り返って思うのは、


何故、今年こうしていろいろな再会をできたのか


ということです。ちゃんとみんなに会っておきたい、という願望が、むくむく湧いて来る年代に私たちも入りつつあるのです。


子供たちも少し大きくなって。
仕事の上でも少し都合をつけられるようになって…

理由はただひとつ、


ちゃんと生身で会っておきたい…


この気持ちは一体どこから出てくるのでしょうか。


今まで30年会っていなかったというような場合?


今までにも、毎年、「会いたいな〜」と思いながら、その思いに自分も気づいていなかったのを、急に、「会いたいよ!今会っておきたいよ!」と、表面化するというようなことなのでしょうか。


娘と夫は、私の昔の友人を見て、自分たちの友人のことを日本から、想ったようです。
演奏会のお陰で随分幸せな体験をしているんだなあ、と思ったみたいです。

帰りの電車でまだ楽しんでいる母と夫と娘。


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その向かいで私はIちゃんとお喋りがつきない。


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45歳になれて(年とって)良かったなあ、と、思った日でもあったのでした。


↓神戸のカリスマ、今中先輩と。一年前の夏、「何かしたいですね」とお話したとき。

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(先輩、本当にお世話になりました!)



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by momoyokokubu | 2013-11-19 09:47 | 鍵盤楽器