おるがにすと・クロニクル Chronicle of an Organist

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絵日記9&10 日目| The 9th & 10th day

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7月7日(木)気温がどんどん上がっている。留保なしに暑い。亜熱帯みたい。

お昼まで寝た。
暑さで起きた。
午後練習。
夜ベルギーに電話。
早めに就寝。

7月8日(金)

朝3時半に地震で起きる。
みんな起きてきたけどすぐにおさまり、家も静かに。
でも6時ぐらいまで眠れなかった。
演奏会なので「寝なきゃ〜」と思うせいでよけい眠れないといいますか。

8時半に家を出て9時40分に祐天寺到着。
今、貧血治療中なのでずっとカフェインは摂らないようにしていたのですが、10時からの練習なのにまだ体が寝ている状態だったので、マクドナルドに入ってコーヒーを買い、上の階に上がって窓を見ながら飲んでいたら、隣の席にカバンが置いてある。

コーヒーは大きいカップを半分飲み終わったけれど、誰も取りに来ないので見てみたら
「ピアノレッスンバッグ」
と書いてあったので、子供の忘れ物だと気づいてお店に渡す。
(ピアノ、と書いてあったので、「私が面倒をみてあげましょう!」という気分になるというか、ここにもピアノを弾いてる子がいるんだな、とアットホームな気分になるというか)

さて2ヶ月振りのコーヒーで、体はしゃきーん!と復活できたらしく、聖ポール教会で11時半まで集中してウォームアップ。

そして教会の2階にある控え室に入ろうとしたら、階段の下で見知らぬ男性に声をかけられる。

顔は見知らぬが声は「すごく」良く知っている。
(そんなこと普通はありえない)
それでよく見たら顔ももちろん良く知っていた。
30年近く前に3年間毎日見ていた顔005.gif

同じクラスで同じ部活だった少年は、今、おっさんになっていました003.gif

でも演奏会の直前だったのでほとんど喋らずに控え室へ。

実は昨年秋に、突然彼の夢を見て、それも病気で苦しんでいる夢で、妙に気になっていたのです。
それを、何を思ったか、昨日、母に話していたばかり。
「M君、どうしてるかね。」と。

そして本人がいきなり「サラリーマン」の格好で、元気そうに、にこにこして現れたので、
「どうしてたの!」か、聞きたいし、なぜいきなりここの演奏会がわかったのか…

などという思いが渦巻きつつ、「まずは弾くのが難しいこのオルガンで演奏会。」
オルガンに座る瞬間まで気持ちは「あたふた」していましたが、

演奏会が始まると不思議な事に音楽がそこを支配してくれた053.gif
それも楽器が難しかったのが功を奏した気がします。
集中せざるを得ない。
何にしても幸せな気持ちで弾き終えることができた。


プログラムは、
(聖ポール教会オルガンランチタイムコンサート)

1/William Byrdウィリアム・バード(1543-1643)→イギリス
Fantaisiaファンタジア ロ短調 
2/Johann Sebastian Bachヨハン・セバスチャン・バッハ(1685-1750)→ドイツ
Triosonate II in c-mollトリオソナタ第2番ハ短調BWV526
(Vivaceヴィヴァーチェ、Largoラルゴ、Allegroアレグロ)
3/Nicolas de Grignyニコラ・ド・グリニー(1672-1703)→フランス
Récit de tierce en tailleレシ・ド・ティエルス・オン・タイユ
(Extrait de la messe du Livre d'orgue: Gloriaオルガンミサ、グローリアより)
4/Abraham van den Kerkhovenアブラハム・ヴァン・デン・ケルクホーヴェン(1618-1701)→ベルギー
Praeludium前奏曲 ニ短調

の、30分でした。

終了後はお茶菓子が出て、聴きに来た方達が喋りかけて下さったり、オルガンを勉強している方達からの「フレージングについての質問」も出たりして、座ってゆっくりできた。そこでM君とも話し、実は最近結婚して、この教会のすぐそばに引っ越したのだということ、ある日気が向いて普段と違う道を通ったらこの教会を見つけ、そこにわたしの顔写真が張ってあってびっくり。という奇遇だったという事がわかった。

昼食は近くの有機野菜のレストランで、仲良しのオルガニストのNさんと、聖ポール教会オルガニストのSさんとうちの家族と一緒に食べ、Sさんともいろいろ話せたので楽しかった。

そのあと「敗者復活戦」で渋谷の東急ハンズになんとかたどり着き、ベルギーチャリティーマーケットに必要な品物を全て購入して(探していた物が全てあった。ハンズ偉い。)、万歩計をしていてもいつもはそこまでいかない父も1万歩以上歩いて、みんなくたくたになって帰宅してうち帰ってお寿司たべた。

それにしても。

ロマンスに彩られてないわたしの人生で、夫をのぞけば、唯一の「ボーイフレンドだった」M君が再び現れるとはね。小さな花束を持って、会社を抜け出して…「やるじゃん、日本の男もさ。」と思った私(偉そう)。

しかし、今日の演奏会はいつもよりもっといっぱい心臓を使った気がします。
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by momoyokokubu | 2011-08-17 20:05 | 鍵盤楽器