おるがにすと・クロニクル Chronicle of an Organist

momokokubu.exblog.jp
ブログトップ

受難節を前に | Just before Lent

035.gifIn English below035.gif

1週間前にあった娘の誕生日の名目で、昨日夫の兄弟家族が家に集まり、わいわい中華料理を食べました。何故中華料理か?

それはみんなが集まれる唯一の金曜日は、私は仕事が随分入っていたからです。来週はカーニバル休暇なのでなにかと仕事が詰まる一週間の最後の金曜日の夜に12人分の食事を作る。すごい。出来なさそう。だから、中華なら前もって準備できる!

準備もなにも、北京ダックのテイクアウェイは前菜になる!
(買って来るだけ!)

そこまで考えてあったのですが、木曜日に衝撃のニュースが入る。

金曜日、トラム、バス、電車、大手スーパー全てストライキに突入。
なぜだ!なぜこの金曜日。
9時からのピラティスに始まって、全て近所ではないミーティング、レッスンにどうやっていけばいいの。

選択肢が皆無になった私は、8時15分に「自転車で」家を出たら丸一日自転車操業しました(意味が違いますね)。激しく坂の多い、ウクル地区を巡る道のりが片道30分、x3回あったので、汗をかくと寒い教会でのレッスンのために、タオル、Tシャツ3枚、セーター2枚、着替え、楽譜やお水、オルガンシューズに録音機もごっちゃまぜに自転車に積みました。

苦戦が予想された会合も決着し、休暇前のルネッサンスものオルガン・合同レッスンも素敵なオルガン(寒かったけど)にて終え、なんとか無事に自宅にたどり着いた、夕方。

一杯コーヒーを淹れながらオーブンをあたためて、「まずはチョコレートケーキ、お米洗い、野菜切り。」と頭の中は回転していました。ぎりぎりぎり、コーヒー豆を挽きながら頭のねじを巻いていたら、一枚の紙切れが目に入りました。お客さんが来るから掃除して片付いている居間。そういうところにひらっと紙一枚。なんだろう?で、読んでみてびっくり。

CD「バッハとホ短調」の評です。

日本語の評が。印刷してあるのは、たぶんメールを見て「大事かな?」と思った夫が印刷してくれたのであろう。しかし。

運動し過ぎでちょっとぼーっとしていて、まずこれは夢なのかな、と思いました。
なぜならば、評の内容が、まるで「こういうCDなんです!」という自分の希望が発現したようなものだったからです。どうしてそんなに「こうできたらいいなあ」と自分が希求していた事がちゃんとこの文章を書いている人にはわかったのか。いぶかしいほどだ。この気持ち何て言ったらいいのでしょう…

「このCDの音楽の中に込めたもの」

が実は伝わっていたのではないか!?

わたしの最初の気持ちはほとんどショックでした。

CDに関しては、最近もうほんとうにいろいろ驚く事が続いて起こります。
良いショックでも、ショックはショックです。

そんな良い事言われるなんて、調子のいいこと考えたことありませんでした。

というか、40過ぎるともう誰もほめてくれないものです。
ほめる側にもうまわっている、と言うのでしょうか。
先生というものももういないし、ほめられない方に慣れていた気がします。

なんとか、その日は料理しなければいけなかったし、夜には家族と会って夜中まで騒いだので、少し衝撃は収まりましたが、この信じられない事実とは。

「レコード芸術」の特選盤に選んでいただいたみたいです…

あの表紙が美しくかつ分厚い「レコード芸術」、3月18日までお店に並んでいる号なので、もし機会がありましたら手に取ってみて下さい。そしてわたしの受けた喜びの衝撃を分かち合って下さいね。

(ほんとうにびっくりした)
(マーキュリーさんありがとうございます)










にほんブログ村 クラシックブログ 鍵盤楽器へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 音楽ブログ 音楽活動へ
にほんブログ村



035.gif


We had a family gathering on the Friday evening.
To celebrate the Fourteenth of my daughter but of course we use those excuses to meet up.
But I had many engagements on the day : beginning at 9 o'clock, the Pilates lesson, a meeting, and organ lessons...
It came to my mind immediately that I can prepare a Chinese supper!

Why?

Peking Dack.
Take Away.
Voilà.

But the worse was to come:
A general strike in Brussels on THE Friday.
Bus, train, big supermarkets and metro.

How can I get through the day?

I left 8:15 home by bicycle and spent the day pedalling.

When at last I arrived home to prepare the supper to welcome the guests, I saw a little sheet of paper written in Japanese on the table.
My husband had printed it out for me, from an e-mail, as he thought it might be important.

It was an article about my CD "Bach in e-moll".
They started to sell it in Japan last December, and the distributer had sent it to the musical critics of "Record Geijyutsu", the Japanese equivalent of the "Gramophone".

And they gave the CD the TOP PRIZE.
( "Tokusenban".)

Nooo?

It's not true?

I read on the critic,but it was "Spotless".
No hard critic, but as if the phrases were written in the way I wished.
I could not believe it!

…I should translate it soon…

What a (good) shock on this Friday full of events!

I had the feeling that "They understood".
Things I should think important in that CD was understood.
Strange feeling that, a CD can conveyer all that?

I had never thought that one day such a recognition can fall on the CD.
I had long time forgotten that people can give me compliments.
Since we became parents and teachers, it has been us who give compliments to encourage students and young ones, but no more compliments are said between us!

The March edition of the beautiful and thick Japanese magazine "Record Geijyutsu" are sold until the 18th March. Go and have a look please, if you live in Japan...







035.gif
[PR]
by momoyokokubu | 2011-03-06 07:59 | 鍵盤楽器