おるがにすと・クロニクル Chronicle of an Organist

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合唱団 | Choir(s)

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教会で6年前に始めた子供合唱団が、年齢が上がって来て「子供」でくくることができなくなった昨年末。そろそろグループ解体か?と思っていたら、一昨年打診されたけれど実現しなかった、外部でのクリスマスコンサート二件で歌うことになり、

「じゃ、最後ってことで。クリスマスも差し迫った12月19日と22日ですが全員出て下さいね。」

とは言ったものの、わたしが言ったからってみんな来るとは限らない。
それも期末試験終了直後なので練習はどうなる。

そして12月の寒波。
19日当日は予想の最悪の事態、車がほぼ走れない大雪(ブリュッセルでは)。

「も〜どうなっちゃうのかな」

お客さんどころか、歌う子たちも来られないのではないか。

と、思ったら、子供たちはみんな待ち合わせきっかり以前に集合場所に来ており、徒歩とトラム2本を乗り継いで無事に到着。

息が白くなるような教会堂で、
ーどうやってこの教会の音響を生かして響かせるか。
ーオルガンの独奏と交互になるので、何度も行うことになる入場退場をできるだけスムーズに行い、最後にそろってお辞儀をすること。
を中心に練習したあと、小さな部屋に入り、ホットチョコレートなどをいただく。

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コート着たままで練習するの図。さむかった〜


教会の小ささと、「この天候では、あまり人は入らないだろう」という予想と、サンタクロースがプレゼントを配りにくる、という3点が功を奏したのか(子供だねそこは)、緊張に負けていた過去の経験からすると、格段にリラックスして良く歌えました。夫がソロをオルガンで弾き、わたしは指揮をしましたが、「入り」もこっちをしっかり見て、堂々と歌えました。普段息も出来なくなるほど緊張する娘も、ヴァイオリンでバッハの無伴奏の一楽章を、「正面のどまんなか」で弾くことができた(近年では初めて)。

「興行的」には、

ーこの寒さでオルガンの調律が狂ってしまい使えないストップがあった
ー人数が入らなかった

ということで、こんなに苦労して、12月に企画する価値があるのか?と、教会の「オルガン友の会」は考えもしたようです。暖房がとても費用がかかる建物であること、それも騒音のある暖房装置ということで、友の会はそこを改良出来ない。

私の側も、

ーもう止めたいと思っているであろう子たちをむりやりこんな日に引っ張りだして、
ーいろいろ状況が難しい中、それもただでさえ忙しいクリスマスの直前に、

とかなり試練であった、このコンサート。

しかし、あとから考えると、このような機会が与えられて、合唱団の最後の良い思い出になった。それも、初めて、入場料が無料ではないコンサートで、良いコンサートをする経験をさせてあげられた。だからやらせてもらえて本当に良かった。

つづく22日も、なんとか無事に終わり、このグループでの活動はピリオドをうちました。

ふー!
これで合唱のことはもう忘れて暮らせるか。058.gif


と思ったら。

教会で日曜日にセミプロとして歌っている3人のテノールの男性たちが年齢を重ね、ひとりは昨年亡くなり、いろいろ難しくなって来たので、新しく日曜日合唱団が発足する事に。ついに、教会員から募る、大人も子供も入るというものが出来るのです。教会の側でも「うまくいくのか?」という懸念の中、結局10人が集まり、2月の最初の日曜日に活動が始まりました。

「楽譜が読めるようになりたいんです!」

と訴える素人の人たちを目の前にして、

「おおお。また、いちからやりなおしじゃ。」

と、ほとんどおじいさんのような心境になった私。008.gif

声もなかなか出るし、向上心もある。嬉しい事だと思うんですけど、わたしたちはオルガニスト。オルガンにのぼって弾くのが仕事なので、日曜日に誰が指揮するのか?うちは夫と半分ずつのポストなので普通のミサはひとりで弾きます。今までは楽譜もちゃんと読めるセミプロの人たちがやっていたから良かったけれど、指揮もなしで、自発的に歌える合唱団を作るには随分練習しないとできません。それを準備する仕事はわたしたちが?ミサの後で?(注:オルガニストと、バッハが最後になったようなカントール=合唱責任者は仕事が違う。ヒエラルキーも違う。もちろんカントールが上です。うちの教会ではカントール職はない。)

というように問題はいろいろありますが。

なんでこういろいろでてくるのかね。
人生って…

でも、ま、さいごに、けっこう嬉しそうな人たちの写真でも。

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写真は娘が撮ったからみんないい顔してます。









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The children's choir of our church have come to its end.
We have been doing activities for six years, and they just grew up.
They are no more children.

But then we got two official engagements, which had been postponed since the year before, to sing Christmas concerts on the 19th and the 22th of December 2010.

They would have just finished exams so would we have enough time to prepare?
Would the weather be OK?
The young ones might no more be enthousiastic...

And on the Sunday, saw complete white afternoon!!!

Against our worries they were so well on time to take the trams.
Then in the deep snow we walked to the church.

We rehearsed bliefly taking care on following points:

- how to resonate the voices in this building
- entering and goning out of the scene to alternate with the organ solo, and bow correctly(!)

Then, escaping the breath-whitening inside of the main church, we were served a hot chocolate in the warm room.

In the second photo above, I was trying to direct the choir with my long coat on. It was freezing!

The chorists seemed to find the situation rather amusing, firstly
because the church was smaller than they ever knew, secomdly it was going to be difficult to come to the concert (means less people in the audience015.gif), and lastly the Sainta Claus was coming with some sweets (yes they are still children)!!

They did well, watching towards the conductor(me!) each beginning of the phrases (my God! never seen that before), even our daughter played the violin with less fear than usual. My husband played the organ pieces and improvisations.

It was hard for the organiser for :
- The organ was out of tune on several stops due to the low temperature
- Not as many people came as they hoped because of the road condition by snow

But our singers had a good time.
They sang well in the "prfessional" concert for the first time.
(People payed their places)
Great to have given young people the chance!

After the other concert on the 22nd, which went well too, we stopped our activity.

Waw!
Now I have no more worry in my life for the choir 006.gif



Or not?



Our church started in the new year a Parish Choir instead!019.gif
Ten of the parish people are ready to devote themselves, joining the ancient semi-professional tenor singers.

Aligned in front of me, they told me last Sunday in unisson:

" I want to learn SOLFEGE, please!!!"

Oh.

Going back to the beginning then044.gif
We must restart...


They have good voices and all, but I have to play the organ during the mass, up on the organ loft. Do we have to train them to be able to sing without the condactor? They need to work harder to get there. Sometimes we can be two organists with my husband, like on the big feast days. But we are two organists for one position, and we are supposed to be alone at each mass.

We have no position for a Kantor, as J.S.Bach was, the "top post" being rather a Germanic and Protestant tradition.

What will happen next... we have no idea...
but we will, keep going!


(The last photo taken by my daughter, is full of good smiles!!!)








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by momoyokokubu | 2011-02-09 04:09 | 鍵盤楽器